夏の京都を歩く:祇園の風情と川床の涼
コラム
8月の京都は蒸し暑いことで有名ですが、そんな中でも風情ある街並みと伝統的な文化に触れることができるのは格別です。特に祇園エリアでは、石畳の道を浴衣姿の人々が行き交い、まるで時代をさかのぼったような気分になります。
夕方には鴨川沿いに並ぶ川床(かわゆか)での食事が人気で、京料理をいただきながら、川風で少しだけ暑さを和らげることができます。日が暮れる頃には、灯りがともされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
祇園の静けさと人の営みが調和したこの時間帯は、旅の疲れも忘れてしまうほど。京都の夏は暑いけれど、それ以上の魅力が詰まっています。
